MATSUKASAのひねくれ中華ロード。

びんぼーな中の人が中華パーツでそれとなくスポーツバイクなライフを過ごそうと足掻く、やる気のなーいブログです。

【夏】ワークマンのサイクルウェア、ゆるポタに最適なWORKMAN+ find-outシリーズ ポケットがちょっと残念な高機能ウェア

ワークマンといえば働く漢。汗と血潮と涙がトレードマークです。いや、ガッツリな偏見だ。

 

 

 

ワークマンの得意分野はご存知、作業着です。各業種に合わせた高機能なウェアを格安で販売します。しかも表示価格が税込です。税抜表示で誤魔化さない、漢らしいですね。

 

 

 

しかしながらこの男の友が近年正反対ともとれるスポーツやカジュアル、アウトドアのジャンルにワークマン+(プラス)として進出します。

 

 

 

確かに、現場仕事の過酷な環境で培われた技術をブームのアウトドア関係に活かすのは合理的です。

 

 

 

その波はもちろん我らがサイクリング分野にも及びます。私も気になって初めにトップスを、少しあとにパンツを購入しました。

 

 

 

 

 

オールマイティが故に

やはり初めての分野だからでしょうか、穴というか振り切れていないというか、皆さんがご想像のサイクルウェアとは勝手が違います。

 

 

 

良く言うなら汎用性に富む、誇張ぎみに悪く言えばサイクリングにおける使い勝手が悪い。

 

 

 

現場仕事の機能性を引き継いでしまっていると言いましょうか。熱き男の血を感じます。

 

 

 

まぁともあれ詳細を観ていきましょう。

 

 

 

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これはトップス正面です。個人的に見た目はとてもかっこいいと思います。

幾何学的模様と緑赤の色合いがどストライクでした。たぬきときつねもデザイン次第でここまでよくなる。ちなみに私はきつね派です。

 

 


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裏地。とてもサラッとしていてさわり心地がいいです。

 

 


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背面から。反射材があるところにはサイクリストにはお馴染みのバックポケットがあります。

 

 

 

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おーっと、しかしここで欠点が出てきました。

バックポケットが狭い。ついでに二つしかない。センターポケットはありません。

 

 

 

CMでバナナ🍌をいれて颯爽と走っているのを観ましたが、🍌はキツキツ余裕はありません。

サイクリストの貴重なカリウム源が!

 

 

 

このバックポケットの許容量はソイジョイとかウィダーとか固形のエナジーバーが限界です。指2~3本以上の幅はキッツキツです。幅5㎝ほど、深さは15㎝くらいです。

モノが小さいと指が入らず届かない。

 

 


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いかんせん、このフラップが邪魔です。走りながら中身を取り出すのは至難です。

なぞのあなは恐らくワークマンお得意のペン刺しでしょうか。何に使う?ブルベ?いやブルベですらデジタル機器使用者が多数だし。なぞです。

 

 

 

この部分はフラップを無くして口にゴム紐をいれて軽く絞まる程度のものでよかったように思います。

 

 


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通常のサイクルジャージならセンターポケットがある部分にはメッシュになっています。

ここは一長一短でしょうか。あればライドポーチが入るし、なければ動きやすく通気性が上がる。

 

 

 

 

私はハンドルバーバッグを使用しているので荷物について問題ないのですが、パウチゼリーを購入したときに入れる場所がないなぁ…と思いました。

 

 

 

ただこのサイクルウェア含めたFind-outシリーズは動きやすさを追求したものの展開のようですので、コンセプトには合っているのでしょう。

 

 

 

そしてサイクルウェアらしく背中の裾は長めになっていますね。

 

 


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胸元のシリーズロゴは反射プリントになっています。

 

 

 

フィット感については完全ゆるポタ仕様な、ルーズでラクな着心地です。

ただ、脇腹が絞りぎみなので普通のTシャツよりはバタつかずといった感じでしょうか。欲を言えば袖はをもう少し絞って欲しかった。

 

 

 

いえ、これが税込み¥980で買えるので文句は言えませんけど。え?結構言ってる?貴重なご意見をタダで聞ける、文句は言わせません。お互い様です。

 

 

 

はい、すみません。お許しを~。

 

 


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次はパンツです。

これ、正確にはサイクルパンツとしてラインナップには載ってなくて生地を共有しているFind-outシリーズのものだと思われるんですが、ポケットが冬用サイジャみたいな位置にあるので紹介します。

 

 

 

むしろランニング用のショートパンツは背面に3ポケットあるので、そっちの方がらしいといえばらしいんですが私は膝上をあまり出したくないのでこちらにしました。

 

 

 

長さは膝が隠れるくらい、座ると膝上辺りまで上がってくるほどの丈です。

なのでペダリング中に膝に引っ掛かって邪魔になることはないです。ウエスト部は広めのゴムです。食い込んで痛いとかは今んとこないです。

 

 


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正面にはポケット。深さは手が丸々入るほど、およそ20㎝でした。デカめのスマホも余裕ではいります。

 

 

 

まるで私の懐のようで(ry

 

 


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ポケットの内側には通気性確保のためか、メッシュがあります。

 

 


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前部に斜めに入る反射材とメッシュ。

 

 


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後部から。上部がメッシュになっています。

 

 


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そしてメッシュ真ん中にチャックつきのポケット。幅14㎝、深さ9㎝ほどです。

 

 

 

こちらのポケットは汗で蒸れたりするのでスマホを直に突っ込むのは少々危険なので、小分けのタブレットや過去7時から11時までが営業時間だった某コンビニの黒糖わらびを入れるのに便利です。

 

 


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パンツのメッシュも裏から見れば透けていますが、

 

 


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実際はこのように問題ありません。

 

 

 

私の美脚がこの世に放たれ(ry

 

 


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裾にはゴム紐アジャスター。どうにも膝に引っ掛かってしまう方も、これで対処可能です。

 

 

 

また強風時のバタつき防止にもいいかも知れません。

 

 


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パンツ正面左にも反射素材のロゴがあります。

このロゴ、あまり目立たずかつポイントになっているのがいいですね。

 

 

 

こちらミディアムパンツはお値段¥1,500でした。しかしなぜだ。2020カタログに乗っていない。まさか廃盤なのか?ちな先に登場したショートパンツは¥980です。機能性と値段であちらが圧勝です。シリーズ継続の危機だぁ。

 

 

 

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そしてなぜか上下でメッシュの色が違います。上紺下黒なので違和感はありませんが。

 

 


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むしろおしゃれだ!?

 

 

 

 

振り切れろ!ワークマン!

実際に買って着てみて、またこうして文章にするにあたって思ったことがあります。

 

 

 

これだけ素材や縫製がいいのだから本格的なサイクルジャージを作ってしまえば、圧倒的コスパで既存ブランドを震え上がらせることができるでしょう。個人的には生地の柄も好みですし。

 

 

 

特にエントリー層や私のように機材の餌がお金なのでどんどん減ってしまう人たちにはうってつけでしょう。しかも使い潰すのに躊躇が要らないのでベテランさんたちのトレーニング用としても需要がありそうですけど。

 

 

 

あとはチャリダーたち特有の社会的証明欲求を国内チームにウェア提供するなりメディアに紹介してもらうなり各インフルエンサーたちにスポンサードするなり行えばクリアできるでしょう。

 

 

 

冬用夏用を出してくれたらなぁ。

 

 

 

 

ワークマンプラス 公式サイト